こんにちは。たきこ(@butaon_takiko)です。
女性の舞台スタッフは年々増えていますが、育児しながら舞台の仕事を続けている人はまだまだ少数派です。
しかし、少子高齢化で働ける人がどんどん減っていく中、どうすれば女性が育児と仕事を両方取ることが出来るのか。
私自身がとても気になっているテーマなので、今回は「舞台スタッフの仕事×女性×育児」というテーマで、考察していきます。
育児との両立を念頭においた現場での働き方と環境
まずは、子供を持ちながら働くことについて考えます。
生まれてから数年は離れられる時間が少なく、保育園などでは送り迎えの時間が決まっています。
しかし舞台の仕事は、拘束時間が長いのが一般的です。
これらに打ち勝つには、
- 時給の単価を上げる
- 私にしかできない仕事をする
だと思いますが、人より抜きん出たスキルを全員が身に付けるのは難しい話・・・
なので今回は、「時間と場所に融通が利く舞台の仕事」を考えてみました。
時短or決まった時間で働ける舞台の仕事
時間拘束がある程度決まりのある「現場」の仕事をまとめました。
- ロングラン公演のスタッフ(劇団四季、ディズニーリゾートなど)
- 時短で劇場管理業務
- フリーランスとして、勤務時間と場所を毎回相談
次に、現場の仕事ではありませんが、「舞台をサポート」するような舞台の仕事をピックアップしました。
- 大学や専門学校での授業
- 舞台技術関係WSの開催、補助
在宅or場所を問わず働ける舞台の仕事
次に場所を問わず働ける、在宅で可能な舞台の仕事をピックアップしました。
特に、デザインやプラン、製作の仕事など、「劇場に入るまで」のウェイトが大きい仕事ほど、場所にとらわれず仕事が出来ると思います。
- 平面図などCAD図面作成
- 舞台美術プラン、舞台衣装プラン
- 打ち合わせ調整、開催
- 大道具、舞台美術製作
- 資材調達
- 発注連絡
- 紙媒体や手書きメモなど資料のデータ化
次に、舞台で働く人たちをサポートする仕事をピックアップしてみます。
- フリーランス舞台人の確定申告、レシート整理の代行
- 舞台スタッフのためのWEBサイト運営
その他、制作やマネジメント含めればさらに範囲が広がりますが、今回は舞台スタッフに絞って考察しているので、割愛します。
舞台×女性×育児について考察 さいごに
この記事では、女性が育児と舞台の仕事を両立できるための、様々な仕事や働き方を考えてみました。
今回主に考えてみた視点は、以下の3点でした。
- 決まった時間拘束で働ける仕事
- 在宅で出来る仕事
- 上記のそれぞれ、現場の最前線にいる舞台スタッフを支える仕事
舞台業界で長く働きたい女性にとって、何か一つのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。